周りにもすこやかな関係性から
未来につながる循環が生まれるなら
3–lab/ミラボは、小谷友樹・吉田裕枝の夫婦2人がつくった
京都の建築設計事務所です。
私たちはこれまで、違う環境で、違うタイプの仕事をしてきましたが
これまでの経験から共通して発見したのは
個人の所有する小さな私の場が
公共空間として、すこやかに立ち上がると
愛着を持って長く使われ、未来につながりやすいという事実でした。
だからこそ
限られた二者による「コラボ」ではなく
素材を育てる人、それを形にする職人さん、ご近所の方などの
周りの声に耳をすませた場づくりがしたいという思いを込めて
事務所を「ミラボ(三者以上の協働)」と名付けました。
私たちが協働したい相手は、人だけではありません。
建築には必ず敷地があります。
所有に境界があっても、大地は地続きで
風土とは切り離せません。
また、建物を建てることは、開発です。
だからこそ「すべてを新しく」を前提に、ではなく
「大掃除」や「模様替え」のように
すでにある条件や環境に眼差しを向け、
観察、分析、対話を重ねることで
発掘するように設計を進めます。
「場づくり」という言葉には
物理的な場所を作るという意味だけでなく
機会や関係性を作るという意味もあります。
人間を環境から切り離さず
環境を構成するあらゆる要素の関係性を編集してはじめて
場に命が宿り
そこで選択された自由な関係性が
未来への循環につながる。
場の特性を大きな視点から捉え
これからの時代にも淘汰されにくい、しなやかな場づくりを目指します。

一級建築士

一級建築士(管理建築士)
東北大学大学院卒業後、株式会社設計組織アモルフ(京都)にて、国内外の住宅や店舗、公共建築のデザインに携わる。
特に、宿の改修デザインを数多く担当し、山代温泉 べにや無何有は、約25年継続して改修に携わっている。他、城崎温泉 西村屋本館、西村屋ホテル招月庭など。
その他施設として、柏の葉147コモン(集合住宅共用部)、新宿瑠璃光院白蓮華堂(寺院+納骨堂)等を担当。
大阪芸術大学、大阪工業大学 非常勤講師
Yale大学大学院卒業後、長谷川逸子・建築計画工房株式会社(東京)にて、生涯学習施設のワークショップ企画・運営やオペラ舞台美術のコーディネート、市立公園の実施設計等、公共空間立ち上げに携わる。
2018年環境科学博士取得。「文化的景観の関係性」をテーマとし、中世以降どういった景観が淘汰し、継承されたかを考察した。地域と都市をつなぐニューツーリズムに着目し、ツアー会社でインバウンド向けツアーデザインも行った。
成安造形大学・京都芸術大学・同大学院 非常勤講師
業務内容:
・建築設計・工事監理
新築・改築・改修・改装など
・インテリア設計・監理
商空間・展示空間、家具・プロダクト等の企画立案とデザインなど
・建築や土地活用の企画・立案
地域リサーチ・コンセプト立案・ツアーデザインなど
受賞歴
2013
・日本建築学会近畿支部 グリーンコンクリート研究センター設計競技 佳作
「コンクリートと木のコラボレーションによる
持続可能な住まいと地域住環境の設計」
第3回サービス付き高齢者集合住宅の設計
(木を纏うコンクリートと「中庭」と)
・「UCHU wagashi」が京都デザイン賞入賞
2012
・「UCHU wagashi」がEuro Shop JAPAN SHOP Award 一般部門優秀賞
2007
・「ミラボと実家」が関西電力E・家くらし 住まいの設計コンテスト優秀賞
2003
・財団法人吉岡文庫育英会 第一回研究助成 最終三案選出
「新しいライフスタイルを提案するこれからの駅研究プロポーザル」
薄布のようにしなやかな「鉄道」デザインの提案(醒井智子と協働)
事務所概要
一級建築士事務所 ミラボ
所在地:京都市左京区一乗寺築田町85-1
設立:2005年5月
代表:小谷友樹 吉田裕枝
登録:京都府(02A)第00390号
電話:075-202-4844
メール:info@3–lab.com
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